オッペンハイマーの遺産 湯川中間子・原爆・ブラックホール / 佐藤文隆

戦争そして物理学の世紀である二十世紀、その中を苦悩と葛藤とともに生きた天才の生涯を追いながら、科学と社会の関係を問い直す。戦争の最中、一人の不器用な理論物理学者が原爆製造の指揮をとった――<br>ナチスドイツでの原子核分裂の発見を受けて「核」の時代が始まった。戦争の世紀、そして物理学の世紀である二十世紀、そのなかを苦悩と葛藤とともに生きた天才たちの生涯を追いながら、科学とわたしたち、科学と社会の関係を再び問い直す。現代を代表する科学者が描く、もうひとつの現代史。<br>佐藤文隆
青土社
2025年05月
オツペンハイマ− ノ イサン
サトウ フミタカ
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