メンタルクリニックの社会学 雑居する精神医療とこころを診てもらう人々 / 櫛原 克哉 著

メンタルクリニックへの接近と離反を繰り返す患者、それに寄り添うスタッフへのインタビューから、現代の自己変容のかたちを紐解く。「治る」と「治らない」のはざまで。<br>1990年代以降、都市部を中心に雨後の筍のごとく急増したメンタルクリニック。心身の不調から日常的な悩みまで「メンタル」をめぐるさまざまな問題が持ち込まれ、必要に応じて診断や治療がなされる。<br><br>メンタルクリニックへの接近と離反を繰り返す患者、そしてそれに寄り添うスタッフへのインタビューを主軸に、現代の自己変容のかたちを紐解く。生きづらさをかかえる人びとに寄り添う社会学。<br>櫛原 克哉 著
青土社
2022年06月
メンタル クリニツク ノ シヤカイガク
クシハラ カツヤ
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