物語史の起動 / 藤井 貞和 著
神話から昔話へ。口承から文学へ。フルコトという古伝承がどのようにしてモノガタリになっていったのか。そして物語とは何なのか。物語をめぐる1万年の旅へ<br>神話から昔話へ。口承から文学へ。フルコトという古伝承がどのようにしてモノガタリになっていったのか。そして物語とは何なのか。『古事記』『日本書紀』はもとより、歌物語、さらには『源氏物語』を中心とした作り物語へ。カタリの響きにわけ入り、いまなお息づく「物語」の本質に迫る。第一人者がこれまでの考究の成果をあますところなく注ぎ、まったくあたらしい視座から構築する壮大な文学史の試み。<br>藤井 貞和 著
青土社
2022年04月
モノガタリシ ノ キドウ
フジイ サダカズ
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