古代東アジア外交の玄関口 鴻臚館 / 菅波正人
古代、新羅や唐の外交使節の客館であり、遣新羅使や遣唐使の風待ちの場として文献に登場する鴻臚館。その遺構が福岡城跡の平和台球場でみつかった。重層的な遺構の変遷と出土遺物から、その役割と東アジア外交の変容を追究。古代、新羅や唐からの外交使節の客館として、日本から派遣する遣新羅使や遣唐使の風待ちの場として文献に登場する鴻臚館(こうろかん)。その遺構が一九八七年、福岡城跡の平和台球場でみつかった。重層的な遺構の変遷と、中国陶磁器やイスラム陶器などの出土遺物から、その役割と東アジア外交の変容を追究する。<br>菅波正人
新泉社
2025年08月
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