東大寺大仏になった銅 長登銅山跡 / 池田善文

東大寺大仏の鋳造に産出した銅が使われた長登銅山。山口県中央の山中にいまも奈良時代の露天掘跡と採掘坑が残り、製錬時にでる滓や銅生産の道具が出土した。800点余の木簡の解読とあわせて銅生産と流通の実態を解明する。東大寺大仏の鋳造に産出した銅が使われた長登銅山。山口県中央の山中にいまも奈良時代の露天掘跡と採掘坑が残り、山麓では製錬炉の跡が多数みつかり、製錬時にでる滓や銅生産の道具が出土した。800点余の木簡の解読とあわせて、律令国家による銅生産と流通の実態を解明する。<br>池田善文
新泉社
2024年02月
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