貝輪の考古学 日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究 / 忍澤成視
貝輪はそのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書はとくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文・弥生・古墳時代にかけての貝輪の意義を、貝塚や墓から出土した遺物と現在の生息状況から論じる。装飾品である貝輪は、そのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書は、とくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文時代から弥生・古墳時代にかけての人々と貝との関わりについて、貝塚や墓などから出土した遺物と現在の生息状況の調査結果から論じる。装飾品に使われた貝を調べることで、当時の習俗・交易ルート・社会形態などさまざまな事柄がみえてくる。<br>第15回日本考古学協会賞 大賞受賞!<br>忍澤成視
新泉社
2024年04月
カイワ ノ コウコガク
オシザワ ナルミ
/