ゲノムサイエンスのための遺伝子科学入門 / 赤坂甲治/著

ゲノムテクノロジーの原理と応用を解説する 遺伝子操作技術が普及してからわずか20年の間に遺伝子科学は目覚ましい進歩を遂げ、遺伝子の発現調節機構が詳細に解明されてきた。それに伴い、 遺伝子は様々な分野で利用されるようになったが、悪用される危険もはらんでおり、市民一人ひとりが遺伝子科学を理解する必要がある。<br> 本書は、遺伝情報から体ができあがるまでの仕組みから、最新のゲノムテクノロジーの原理と応用まで、図を多く取り入れて解説した遺伝子科学の入門書である。常識として納得していることに疑問を呈することで、あいまいに受け入れていた知識を、より明解に理解できるように工夫した。<br>