樟の窓 短歌日記2021 / 大辻隆弘/〔著〕
◆短歌日記シリーズ2021<br />居室の進路指導室の前にどっしりした古い樟の木があり、重く鳴る葉の音やしたたり落ちる雨音を聞きながら日々をすごしました。「樟の窓」という歌集の題名はそこからつけたものです。<br />(あとがきより)<br /><br />◆重く鳴る葉の音を聞いていた<br />八月十九日 宵<br />無花果の葉がむらがれる薄闇のかたはらをゆく脅かされて<br>大辻隆弘/〔著〕
ふらんす堂
2022年06月
クスノキ ノ マド タンカ ニツキ ニセンニジユウイチ タンカ/ニツキ/2021
オオツジ,タカヒロ
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