二十三世 俳句日記2020 / 本井 英

◆2020年俳句日記<br /><br />11月12日(木)<br /><br />白息の溶けあひ男女かな<br /><br />茶の花は不満の捌け口として咲くそうな。<br /><br /><br />◆一年間、心地よい緊張感の中で日々文章を綴り、俳句を詠ませていただいた<br />年明け早々から「コロナウイルス」の噂が聞こえはじめ、二月には社会的にさまざまの影響が出始めた。(略)そんな中だから、「日記」の内容も勢い不活発になりがちで、過去の出来事の回想に耽ることが少なくなく、さぞお目だるいことであったと思う。しかし一方、なかなか出会えない俳句仲間を念頭に置きながら、昔話を楽しむという側面もあり、筆者は毎日が楽しかった。<br />(あとがき)<br>本井 英
ふらんす堂
2021年10月
ニジユウサンセイ
モトイ エイ
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