八ヶ岳山麓−山小屋の愉しみ− / 出井 得正 著

八ヶ岳山麓に山荘を構えて30年。事故に遭って年に数回しか足を運べない著者が、行くと必ず顔を見せるアカゲラ。餌箱を置き、ピーナツリンクを吊し、野鳥を待つ。リスも来る。赤いサフランなどの野草も目を楽しませてくれる。多彩な野草や樹木が茂り、さまざまな鳥が飛び交う八ヶ岳山麓。豊かな自然に魅せられた著者はこの地に山小屋を建て、活動の拠点とした。だが1999年、事故によって両足に機能障害を負う不運に見舞われる。著者はその後、ようやく山小屋を訪ねることが可能になり、自然の息吹を感じつつ、身近に現れる多種多様な鳥たちの撮影にいそしんだ。本書は写真とエッセイで構成した自然との交流の記録である。著者の思いのこもった好著。<br><br><br><br>八ヶ岳山麓に山荘を構えて30年。<br>事故に遭って年に数回しか足を運べない著者が、行くと必ず顔を見せるアカゲラ。餌箱を置き、ピーナツリンクを吊し、野鳥を待つ。リスも来る。<br>赤いサフランなど周辺の野草も目を楽しませてくれる。<br>出井 得正 著
本の泉社
2022年02月
ヤツガタケ サンロク ヤマゴヤ ノ タノシミ
デイ トクマサ
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