親の期待に対する大学生の適応について 期待を記号としたモデルの提案 / 春日 秀朗 著
親との関係が劇的に変動する青年期の大学生は,自尊感情を保持しつつ,如何にバランスを取り親との葛藤を乗り越えていくのか子どもが人生の中で親の期待に対してなぜ,どのような反応様式を示し,<br>その経験が青年期後期である大学生となった現在に対して<br>どのような影響を与えているのかを検討する。<br>親からの期待を,子どもと親を媒介する記号として捉え,考察する。<br><br>●著者紹介<br>春日 秀朗(かすが ひであき)<br>立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了(2019)<br>専攻は発達心理学,家族心理学,衛生学<br>現在,福島県立医科大学医学部助教<br>主要著作に<br>『質的マッピング』(2019). サトウタツヤ・春日秀朗・神崎真実(編)新曜社<br>現代社会と青年期 (2010). サトウタツヤ・若林宏輔・木戸彩恵(編)『社会と向き合う心理学:文化心理学を基礎として』(pp.253-265) 新曜社 に所収 など。<br>春日 秀朗 著
ナカニシヤ出版
2022年03月
オヤ ノ キタイ ニ タイスル ダイガクセイ ノ テキオウ ニ ツイテ
カスガ ヒデアキ
/