逢魔が時三郎 誇りの十手 / 井川香四郎 著
コスミック時代文庫 北町奉行所の定町廻り方で「逢魔が時三郎」とあだ名されている大間徳三郎──。<br>幼少より気が弱く頼りない同心であったが、なぜか時の奉行・遠山左衛門尉のお気に入りで信頼が厚い。<br>それもそのはず、時三郎は思いもよらぬ下手人を次々に挙げていたからである。<br>その手柄の影には彼に“憑いた”岡っ引き・文治の存在があったが、<br>実はこの文治、もうこの世に存在していない。ある事件で爆死してしまいながら、<br>時三郎が心配で成仏できず、生前同様、二人で事件を探索していたのだ。<br> 時三郎にしか見えないがため、どんな場所も出入り自由の岡っ引きと、<br>その後ろ盾を得て日々成長を遂げる気鋭の同心──。<br>江戸一の無敵タッグが今日も悪人どもを追い詰める!<br>井川香四郎 著
コスミック出版
2022年09月
オウマガ トキサブロウ ホコリ ノ ジツテ
イカワ コウシロウ
/