少年犯罪はどのように裁かれるのか。 成人犯罪への道をたどらせないために / 須藤 明 著
いま、少年犯罪を厳罰化するため、少年法の適用年齢を18歳未満に引き下げ、<br>少年を大人と同様に刑法の元で裁くことが検討されています。<br><br>しかし、少年を刑法で裁いても、必ずしも「厳罰化」につながらないどころか、<br>十分な更生や再犯防止の教育すら受けないままの少年が、社会に放り出されるだけです。<br>その先に見えるのは、はたして社会不安の低減でしょうか、増加でしょうか。<br><br>「甘やかし」として批判されてきた少年法の教育・福祉機能の本質を見直し、<br>罪を犯してもやり直せる社会、保護を求める権利が保証される社会をいかにつくるか、<br>いま、それが問われているのです。<br>須藤 明 著
合同出版
2019年07月
シヨウネン ハンザイ ワ ドノヨウニ サバカレル ノカ セイジン
ストウ アキラ
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