平戸の島々はなぜ宗教が多彩なのか 島の地域誌 / 今里悟之
「キリシタンの島」として知られる長崎県平戸島。島ゆえの多様性とは何か?地理・歴史・宗教から読み解く。<p>「キリシタンの島」として知られる長崎県平戸島。実際には、多様な信仰が存在している。<br>キリスト教は二系統ある。一つは16世紀後半のイエズス会の布教によるキリシタン信仰、もう一つは19世紀後半以降のパリ外国宣教会の再布教によるカトリック信仰。これに神道や仏教を含む在来信仰が同居し、島の東西南北で個性ある地域を育んだ。<br>そこに島ゆえの特徴がみられる。平戸島の宗教と地域性を読み解くことで、島の多様性の理解に迫る。</p><br>今里悟之
古今書院
2024年07月
ヒラド ノ シマジマ ハ ナゼ シユウキヨウ ガ タサイ ナノカ
イマザト サトシ
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