生/死をめぐる意思決定の倫理 自己への配慮、あるいは自己に向けた自己の作品化のために / 秋葉峻介
< 可能的自他関係における自己実現の倫理>を問う書<br>ケア倫理、フェミニズムの立場、それを批判しきれずにいる従来の議論を乗り越え、見逃されてきた主体を顕在化させることで「新しい死生の術」をここに再構築する!<br><br> 小泉義之立命館大学名誉教授による推薦文 <br> 医療・ケアの場で、新しい死生術、すなわち、「人生の最終段階」における「人生の物語り」によるACP・共同意思決定がなされている。IC・自己決定の限界を超えて、生/死をめぐる倫理は変遷してきた。そこにケア倫理やフェミニズムも関与し、関係性や親密性としての(拡張)家族が顕在化してきた。その次第を批判的に検討し、多くの人間によって現に生きられ/死なれる倫理を、「つながっていない」者さえも生きる/死ぬ倫理を、分析して構成する初めての書である。<br>秋葉峻介
晃洋書房
2024年09月
セイ シ ヲ メグル イシ ケツテイ ノ リンリ
アキバ シユンスケ
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