24フレームの映画学 映像表現を解体する / 北村 匡平 著
映像表現の醍醐味に光をあてなおす、まったく新しい映像論。映画を計測する<br>映画はもはや、映画館で「注視」することが主流の視聴モードではない。一回性は失われ、いつでも繰り返して観ることが可能になった。さらには「ながら見」や移動中など、「気散じ」的な視聴モードも一般化し、映画の時間・空間は、その構造の変化を余儀なくされている。いま、映画はどう論じうるだろうか。<br>映画の誕生からその文法までを丁寧に紐解き、さまざまな映像表現を真摯に見つめ、フレームの奥深い内部だけでなく、フレームの外部や裏側まで思考を重ねる。映像表現の醍醐味に光をあてなおす、まったく新しい映像論。<br>北村 匡平 著
晃洋書房
2021年05月
24 フレ−ム ノ エイガガク
キタムラ キヨウヘイ
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