沿岸資源調査法 / 片山 知史 著
沿岸漁業は生産量・漁業者数ともに減少を続け、各地で漁村の人口流出につながり地域経済の縮小をもたらしている。本書は持続的生産を可能にする漁業の姿を問い、沿岸資源の未来を支えるための調査・研究のマニュアルを目指す。沿岸漁業は生産量・漁業者数ともに減少を続け、日本各地で漁村の人口流出につながり、地域経済の縮小をもたらしている。海洋生物は野生生物であり、その生産量は海洋生態系の生産力に依存するため、当然ながらヒトの手による漁場整備や栽培漁業といった増殖手法だけでは思うようには増えない。持続的生産を見据えた身の丈にあった漁業の姿を考え、沿岸資源の未来を下支えする調査・研究のマニュアルを目指しまとめた。<br>目次:はじめに/第1章 概論 沿岸漁業の資源と管理/第2章 漁獲量および漁獲努力量/第3章 市場調査,精密測定/第4章 年齢分解・年齢査定/第5章 成長解析/第6章 沿岸漁業にまつわる世界の動き/おわりに<br>片山 知史 著
恒星社厚生閣
2022年04月
エンガン シゲン チヨウサホウ
カタヤマ サトシ
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