新知見の戦国史 / 本郷和人

信長の兵力、秀吉の行軍力、信玄の城攻め……疑問をもって、考える。あたりまえ、では済まさない。ご一緒に「疑って」みましょう──東京大学史料編纂所本郷教授が定説を疑いまくる。歴史は疑うから面白い。 戦いにおいて、兵の数は力である。だから領主は国を豊かにし、人口を増やし、食料を蓄え、交通路を整え、強い軍事力を構築しようと願います。戦いでは、兵の数はきわめて重要な要素であるわけです。こんなあたりまえのことが、現状の歴史学ではなおざりにされています。〈本書より〉<br>本郷和人
光人社
2024年01月
シンチケン ノ センゴクシ
ホンゴウ カズト
/