硫黄島戦記 玉砕の島から生還した一兵士の回想 / 川相昌一

運命に翻弄された日本兵の無念! 洋上の孤島で”太平洋の防波堤”となって戦いつづけた栗林忠道師団長指揮下の日本兵の墓碑銘。歴戦の下士官が綴った最前線の実相を描く。<br>アメリカ軍の硫黄島殲滅作戦とは、どのように行なわれたのか──日本軍戦死者約22000人、米軍戦死者約6800人。南北八キロ、東西六キロ、東京品川区とほぼ同じ面積の島嶼で繰りひろげられた栗林兵団と米海兵隊との凄絶な肉弾戦の一端を、奇蹟の生還を遂げた一日本兵がヴィヴィッドに伝える驚愕の戦闘報告。<br>川相昌一
光人社
2025年02月
イオウトウ センキ シンソウバン
カワイ シヨウイチ
/