動物たちの江戸時代 / 井奥成彦
「犬が独りでお伊勢参りに行ったって? そりや愉快、べらぼうだい!」<br><br>江戸時代、人と動物たちはどのような関係であったのか?<br>西洋文化が流入する以前の日本人と動物たちとのかかわりを、古文書読みに長けた動物好きの専門家たちが描く。<br>犬、牛、馬、鹿、猪、鷹、鶴、猫、鳥、獺、熊、鯨……。江戸時代の動物たちが勢揃い! 狩る、食べる、愛でる、働いてもらう、薬にする、旅に行かせる……など、実に様々な人と動物たちの関係を古文書や浮世絵などから読み解き、動物とともにある日本人の姿が浮き彫りに。<br><br>動物愛護やアニマルウェルフェアを考える上でのヒントも満載!<br>有名な「生類憐みの令」は江戸時代の人々をどう変えた? 現代と同じようなペットブームがあったって本当? など 知っているようで知らない意外な話も続々。多彩な文化が花開いた江戸時代は、動物たちを通して見ても、とっても面白い! <br>井奥成彦
慶應義塾大学出版会
2025年04月
ドウブツタチ ノ エド ジダイ
イオク シゲヒコ
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