みえないもの / イリナ・グリゴレ
娘たちとの青森生活、故郷ルーマニアの記憶、フィールドで出会った女たちの魂─。『優しい地獄』著者が新地平を切り開く最新エッセイ「最初に『何かすごい』と思い、それがずーーーーーっと止まらず、一冊全部がそうだった。」<br>――斎藤真理子(翻訳家)<br><br>デビュー作『優しい地獄』で読書界に衝撃を与えた、ルーマニア出身の文化人類学者イリナ・グリゴレ、最新作。<br><br>娘たちと過ごす青森の日々。ふとよみがえる故郷ルーマニアの記憶。そして、語られてこなかった女たちの物語――。<br><br>「彼女の人生をスクリーンのようなものでイメージとして見せられたら、彼女の語らなかったことが見えて、あの夜ニュースを見た人たちも彼女を理解できたかもしれない」(本書より)<br><br>虚実を超えて、新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。<br>今までに書かれたどんな日本語よりも、鮮烈なことばをあなたに。<br>イリナ・グリゴレ
柏書房
2025年04月
ミエナイ モノ
イリナ グリゴレ
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