実践的妊娠初期胎児超音波検査 NIPT時代における / 中村靖(胎児診療

長年,出生前診断にフォーカスを当てて診療してきた著者が,その知見と術を惜しみなく伝授した「実践の書」である。妊娠初期の胎児の観察は,NIPTの時代に入って,NT計測を主体とするスクリーニング目的の検査から,より詳しく胎児の構造を観察して,重大な異常をより早期に発見する検査へと変貌しつつある。わが国ではあまり馴染みのない形態異常をみる妊娠初期胎児超音波検査は,多くの国々で実施されており,かつて妊娠中期に確認された胎児形態異常を,妊娠11?14週の初期に見て診断に役立てている。本書は,長年,出生前診断にフォーカスを当てて診療してきた著者が,これから妊娠初期胎児超音波検査を実践しようという医療者に有用な一冊となることを願い,その知見と術を惜しみなく伝授した「実践の書」である。<br>中村靖(胎児診療
メジカルビュー社
2025年07月
エヌアイピ−テイ−ジダイニオケルシ
ナカムラ,ヤスシ
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