昭和期放送メディア論 女性向け教養番組における「花」の系譜 / 辻 泰明 著
女性向け教養番組に携った女性達が活躍した、昭和期に放送された「花」(いけばな)等の講座の系譜をたどり、メディアの意義を考察。放送による「文化の機会均等」とはどのようなものだったのか<br><br>昭和の幕開けを1年足らず後に控えた1926年1月、女性記者として知られていた大澤豊子が東京放送局を訪れる。<br><br>以来、日本の放送は、女性向け教養番組の編成を本格化し、文化の伝播に貢献した。そこでは、辣腕の女性プロデューサーや天才華道家が活躍し、「花」(花を活ける文化)を主題とする講座が数多く放送された。<br><br>その系譜をたどり、昭和期放送メディアの意義を考察する。<br><br>辻 泰明 著
和泉書院
2018年09月
シヨウワキ ホウソウ メデイアロン ジヨセイムケ キヨウヨウ バングミ
ツジ ヤスアキ
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