『発心集』と中世文学 主体とことば / 山本 一 著

第I部はおもに説話集を編纂する主体に関する研究であり、第II部は語と表現の解釈に関する問題をおもに扱う。「表現主体と言語の交わる場を読み解く」<br>第I部は、長期間にわたり発表してきた『発心集』論を、あらためて補筆体系化した九章に、『十訓抄』論二編を加えて構成。第II部には、発表時に反響の大きかった副詞的「あやまりて」についての論を再構成して収録したほか、『方丈記』、西行などに関する論考を収める。第I部はおもに説話集を編纂する主体に関する研究であり、第II部は語と表現の解釈に関する問題をおもに扱う。<br>山本 一 著
和泉書院
2018年06月
ホツシンシユウ ト チユウセイ ブンガク シユタイ ト コトバ
ヤマモト ハジメ
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