輪島と漆 / 高森寛子
◆地震と豪雨を経てもなお、輪島の漆文化を未来へつなぐ──<br />◇類い稀な工芸品として、現代アートとして、日常の漆器として、「輪島の漆」のこれから。<br /><br />【特別対談を収録】<br />?小森邦衞[人間国宝]×桐本泰一[輪島キリモト代表]<br />?若宮隆志[彦十蒔絵プロデューサー]×桐本泰一<br />?高森寛子[スペースたかもり主宰]×桐本泰一<br /><br />**********<br /><br />地殻変動によって海の底から陸地に現れた珪藻土、湿気の多い気候、厳しい自然によって、輪島塗は育まれてきた。<br /><br />2024年1月の地震と9月の豪雨は、この地にまたしても試練を課してきた。<br />それでも、確かな技術に支えられた輪島の漆は、必ずや次の未来を連れてくるだろう。<br /><br />小森邦衞[人間国宝]、若宮隆志[彦十蒔絵プロデューサー]、桐本泰一[輪島キリモト代表]、高森寛子[スペースたかもり主宰]……漆の仕事、能登の復興について、語ってもらった。<br>高森寛子
亜紀書房
2025年07月
ワジマトウルシ
タカモリヒロコ
/