六〇代は、きものに誘われて / 三砂ちづる
艶やかさと落ち着きと──「今が、きもの適齢期」<br /><br />毎日袖を通して20年。<br />琉球絣、久米島紬、ミンサー帯、藍型……沖縄の織や布に惹かれて、ついには移住。<br />──新しい人生がいま始まる。<br /><br />---------<br /><br />40代の半ばから袖を通して20年。毎日きもので教壇に立っていた。<br /><br />空気の層を纏うように着るのは心地いい。<br />洋服は体型の維持や年相応のおしゃれに悩むけど、きものなら歳を重ねるほど自分にフィットし、落ち着きをもたせてくれる。<br /><br /> * * *<br /><br />琉球絣、結城紬、能登上布、大島紬などの自然素材を求め、ミンサー帯や藍型、うしんちー行き着いた。<br />──きものに惹かれて、縁を重ねる、60代からの新しい人生。<br>三砂ちづる
亜紀書房
2024年02月
ロクジユウダイ ハ キモノ ニ サソワレテ
ミサゴ チヅル
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