シベリアのビートルズ イルクーツクで暮らす / 多田麻美 著
《俺たちのアイドルは、レーニンじゃない。レノンだ!》<br /><br />ソ連時代、ロック少年だった画家スラバと結婚し、ロシアに暮らし始めて5年。<br />そこに暮らす人々は破天荒でやけくそに明るい。<br /><br />戦争が始まって、ロシアの人々は何を思う?<br />──ロシア暮らしの「いま」をリポートする。<br /><br />----------------------<br /><br />著者は、無類のビートルズファンである画家のスラバと結婚し、2018年からイルクーツクに暮らす。<br /><br />西側の情報が入らないソ連下で、ロック少年として暮らしたスラバは、ペレストロイカをくぐり抜け、激変する社会を生き抜いてきた。<br /><br /><br />彼の波乱に満ちた人生と、自らの人生を重ねながら、別の価値観で動く社会のなか、人々はどのように暮らしているのか、アートや音楽や文学は、彼らをどのように支えているのか。<br /><br />〈イルクーツクの人々の本音や生き方に寄り添う、海外事情エッセイ集〉<br>多田麻美 著
亜紀書房
2022年11月
シベリア ノ ビ−トルズ
タダ アサミ
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