源頼政と『平家物語』 埋もれ木の花咲かず / 栃木孝惟 著

歴史の節目を創った武将! 歴史と文学の世界における頼政を焦点に、歴史の中で物語を考え、物語を通して歴史を考える新たな試み。我が身を「埋もれ木」と嘆じた武将はその嘆きにも拘わらず、老いの身に発した一念によって、鎌倉武士政権の誕生に重要な役割を果たした。『平家物語』の記述を中心に、歴史と文学の世界における頼政の生の軌跡を明らかにする。以仁王の消息を含め、転換期の日本国家の推移を追いつつ、歴史の中で物語を考え、物語を通して歴史を考える新しい試み。<br>栃木孝惟 著
吉川弘文館
2023年02月
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