住まいの日本史 / 川本重雄
竪穴住居から古民家まで、空間のもつ機能やデザインの違いに着目。ふすまや障子で部屋を仕切る日本固有の住まいの成立に迫る。日本の住まいは夏の暑さに合わせ開放的で風通しのよいものになったと言われるが、本当か。縄文の竪穴住居から近世の民家まで、祭礼や儀式、接客など、住まいがもつ社会的な機能とその変遷に着目。古民家の建築デザインの差異から「壁の空間」「柱の空間」という系譜を見出し、壁が少なく、ふすまや障子で部屋を仕切る日本固有の住まいの成立に迫る。<br><br>川本重雄
吉川弘文館
2025年10月
スマイノニホンシ
カワモトシゲオ
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