世界遺産宗像・沖ノ島 みえてきた「神宿る島」の実像 / 佐藤信
航海安全を願い、東アジアの交流を物語る品々が奉献された宗像・沖ノ島。航海・交流を切り口に祭祀・信仰を読み解き、魅力に迫る。古代から崇拝されてきた宗像・沖ノ島には、他に例をみない祭祀遺跡が残る。シルクロードを通じて伝わったカットグラス碗片、中国大陸の銅鏡、朝鮮半島の金製指輪など航海安全を願い奉献された品々は、古代東アジア諸国間の交流を物語る。航海・交流を切り口に、多様な地域間交流が生み出した祭祀と信仰を読み解き、「神宿る島」の魅力に迫る。<br><br>佐藤信
吉川弘文館
2024年02月
セカイ イサン ムナカタ オキノシマ
サトウ マコト
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