平城京の役人たちと暮らし / 小笠原好彦

役人を養成する大学や後宮に勤める女性官人、勤務評価や休暇の実態はいかなるものだったのか。様々なトピックから、都の日常を再現。奈良時代の都・平城京は、政治の舞台の平城宮を中心に一〇数万もの人々が暮らす場であった。有能な役人を養成する大学や後宮に勤める女性官人の姿や、役人の勤務評価や休暇の実態などはいかなるものだったのか。税金や物資の流通、治安警備、軍隊や騎馬、酒造り、祭祀、疫病流行などのトピックから都に暮らした人々の日常をいきいきと再現する。<br><br>小笠原好彦
吉川弘文館
2023年12月
ヘイジヨウキヨウ ノ ヤクニンタチ ト クラシ
オガサワラ ヨシヒコ
/