明代龍泉窯青磁の研究 / 柴田圭子
嗜好品や実用品として広く輸出された龍泉窯青磁。琉球の新資料を中心とした編年と分析により、不明瞭とされてきた実態解明に挑む。中国浙江省・龍泉市周辺を中心に生産された龍泉窯青磁。嗜好品や実用品として日本にも盛んに輸入されたが、海禁政策によって輸出先が限られた明代の状況は不明瞭であった。首里城などのグスクや沖縄県内における近年の出土例を詳細に分析し、膨大な資料に基づく青磁の編年を構築。美術史学・考古学を横断し、明代龍泉窯青磁の実態解明に挑む。<br><br>柴田圭子
吉川弘文館
2025年01月
ミンダイ リユウセンヨウ セイジ ノ ケンキユウ
シバタ ケイコ
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