10万年の噴火史からひもとく富士山 / 曽布川善一

変わり続ける富士山の今がわかる<br><br>約10万年前に現在の原形ができた富士山は、噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。<br>二十余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った富士山の知られざる顔。<br>美しい写真と解説で、火山としての富士山をとらえ直す。<br><br>序章「富士山 火山の成り立ち」では、富士山がなぜ、あの場所で今の形になったのかを、主に火山学の見地から解説。<br>本章「噴火がつくった富士山の世界」では、山頂火口、樹海、湖、湿原、滝、溶岩洞穴、氷筍などについて、どのようにしてその地形ができたのか、実際にその場を訪れた写真家による美しい写真とともに解き明かす。<br>また、富士山そのものをご神体とする修験の姿なども紹介する。<br>曽布川善一
山と溪谷社
2024年07月
10 マンネン ノ フンカシ カラ ヒモトク フジサン
ソブカワ ヨシカズ
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