アルピニズムと死 ぼくが登り続けてこられた理由 / 山野井泰史
かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、死ななかったのか<br><br>「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。<br>そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史は、山での幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきた。<br><br>50年の登山経験のなかで、生と死を分けたものはいったい何だったのか。<br>極限の登攀に挑み続ける筆者が初めて語る山での生、そして死。<br><br>2014年11月刊行のヤマケイ新書『アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由』に、2023年インド・ヒマラヤのザンスカール無名峰への挑戦記と、南伊豆の未踏の岩壁初登(ルート名:登山のすべて)の登攀記録を追記。<br>山野井泰史
山と溪谷社
2025年08月
アルピニズムトシ
ヤマノイヤスシ
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