日本人は、どんな肉を喰ってきたのか? / 田中康弘
沖縄県・西表島のカマイ(リュウキュウイノシシ)から本州のクマ、シカ、イノシシ、ノウサギ、ハクビシン、カモ、ヤマドリ、北海道・礼文島のトドまで各地の狩猟の現場を長年記録してきた“田中康弘渾身の日本のジビエ紀行”完全版!!<br><br>日本各地の狩猟やジビエにまつわるレポートを豊富な写真をまじえて伝えます。<br><br>---<br>日本列島へ人類が入ってきたルートは、主に3つあると考えられている。<br>サハリン経由で北海道、半島経由で九州北部、そして島伝いで九州南部である。<br>偶然であるが、今回の旅はこれらに重なる部分が多い。<br>日本人がどこから来て何を食べて日本人になっていったのか。<br>もちろん、そんな高尚な学問的探求心ではなく、知らない土地を歩き、話を聞き、そして食べて理解したいのである。<br>“論より証拠”ならぬ“論より食”なのかもしれない。<br>(「はじめに」より)<br>---<br>田中康弘
山と溪谷社
2023年06月
ニホンジン ハ ドンナ ニク ヲ クツテ キタ ノカ
タナカ ヤスヒロ
/