新釈漢文大系 91 / 青木五郎 著
本書「列伝四」では、巻41〜50まで10巻を収録 『史記』百三十巻のうち、最も生彩を放ち、司馬遷が史家としての本領を見せているのは、この「列伝」七十巻である。地位の高低を問わず、事の成功不成功を論ぜず、大臣・将軍・学者・商人から、侠客・刺客等に至るまで、一代で名声を馳せた者、あるいは不遇に生涯を終えた者など、人間像の数々が収録されている。「本紀」を仮に『春秋』の経文になぞらえるならば、「列伝」はその伝文の立場に置かれる性格のものである。人物本位に記述される中国史学の特色の範型となったのがこの「列伝」である。<br><br>列伝70篇のうち第41?50を収録<br>青木五郎 著
明治書院
2022年11月
シキ 11
アオキ ゴロウ
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