新釈漢文大系 1 / 吉田 賢抗 著
孔子とその弟子の言行録で、儒教の根幹をなす聖典として古くから東洋で最も重んじられてきた書。孔子とその弟子の言行録で、儒教の根幹をなす聖典として、唐代には『孝経』とともに科挙に用いられ、宋代の朱子は論語集注を著すなど、古くから東洋で最も重んじられてきた書。編者は明らかになっておらず、漢代にまとめられたと考えられる。日本には応神天皇の代(285年)に百済から伝来し、日本の政治・文化にも大きな影響を与え続けた。中国思想・文学をはじめとする東洋思想や、日本の歴史・文化を考察するうえで、第一に熟読が必要なのが『論語』。本書の執筆担当者は親しみやすい解説と評釈によって、現代の学界と読書界に再認識してもらおうと努力した。<br>吉田 賢抗 著
明治書院
2021年03月
ロンゴ
ヨシダ ケンコウ
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