エコノミメーシス / J.デリダ 著
美学の古典、カント『判断力批判』をデリダが鮮やかに読み替える! 〈アート〉(技術=芸術)の体系を人間学-神学的にヒエラルキー化するカントの〈美の分析論〉の言説を丹念に追いつつ、そこにひとつのポリティカル・エコノミーが作動している内実を、脱構築的読解をつうじて明らかにする。純粋趣味判断の体系にとって<br>まったく異なる他者は何か? 何がそこから排除されるのか? ──瑞々しく才気煥発な思考が炸裂する1975年の単行本未収録論文。<br><br>目次<br>エコノミメーシス<br> 〔はじめに〕<br> ミメーシスとしての産出<br> 口例性<br><br> 訳註<br> カント「美的判断の批判」とエコノミメーシス――解題に代えて 湯浅博雄<br> 訳者あとがき<br>J.デリダ 著
未來社
2006年03月
エコノミメ−シス
デリダ ジヤツク J
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