例外状態 / G.アガンベン 著

法秩序と生とのあいだの閾に降り立ったところからの、政治への問いかけ──。「世界的内戦」下の現代にあって統治のパラダイムと化した「例外状態」。そのミニチュア・モデルを古代ローマにおけるユースティティウム=「法の停止」に求めつつ、法の空白をめぐるシュミット=ベンヤミンの戦いの意味を批判的に検討する。「ホモ・サケル」シリーズ第3弾!<br>目次<br>第1章 統治のパラダイムとしての例外状態<br>第2章 法律‐の‐力<br>第3章 ユースティティウム<br>第4章 空白をめぐる巨人族の戦い<br>第5章 祝祭・服喪・アノミー<br>第6章 権威と権限<br><br> 訳者解説 例外状態をめぐって──シュミット、ベンヤミン、アガンベン 上村忠男<br> 参考文献<br><br><br>※第2章タイトル中の「法律」には×印が付されています。<br>G.アガンベン 著
未來社
2007年10月
レイガイ ジヨウタイ
アガンベン ジヨルジヨ G
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