ておくれの現代社会論 ○○と□□ロジー / 中島啓勝

佐伯啓思氏推薦!「現代社会を縦横無尽に駆け回る。 少しシニカルでどこかユーモラス、若き著者の刺激にみちた大冒険。」先人たちが残した当時の社会に対しての危機感が、現代の我々にとっても妥当に思える時、我々は問題を解決できていない「ておくれの時代」を生きていることを認識せねばならないのではないか。しかしそれは絶望し、すべてをあきらめることではない。それは頭を冷やすことであり、心から納得する生き方を探し出そうとすることである。本書は、ておくれであることを自覚し、批判的にロゴスと格闘するミソロゴス(言葉嫌い)の論理で、現代社会を見通そうとする試みである。<br>中島啓勝
ミネルヴァ書房
2024年02月
テオクレ ノ ゲンダイ シヤカイロン
ナカジマ ヨシカツ
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