仏師から見た日本仏像史 一刀三礼、仏のかたち / 江里 康慧 著
仏師の祖・定朝から最高峰を究めた運慶・快慶へ。現役仏師の著者が、制作過程、材料、製法、道具から紐解くこの列島の祈りのかたち平安時代中期にその後の仏像の祖型を完成させた定朝、鎌倉時代に最高峰を極めた運慶と快慶。今なお模範であり続けるこの仏像群は、現在の仏師の目から見てどう映るのか。仏師として長い経歴を持つ著者が、インドにおける仏像の濫觴から日本の慶派に至るまでの流れを通観しつつ、独自の視点で新たな日本仏像史を描き出す。<br>江里 康慧 著
ミネルヴァ書房
2021年12月
ブツシ カラ ミタ ニホン ブツゾウシ
エリ コウケイ
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