福祉政策とソーシャルワークをつなぐ 生活困窮者自立支援制度から考える / 椋野 美智子 編著

生活困窮者自立支援制度が浮き彫りにした既存の福祉政策に内在する様々な整理・分析。福祉政策を再編する必要性を提言する。2015年に創設された生活困窮者自立支援制度は「制度の適用」から「支援のための制度・資源の活用」へという視座の転換を支援者に促し、既存の福祉政策に内在する様々な課題を改めて浮き彫りにした。本書ではそれらを八つに整理・分析し、制度・支援の分立および原理の対立構造を明らかにする。その上で、「ソーシャルワークが制度の限界を補完し、制度がソーシャルワークを強化」できるよう、ソーシャルワークを核に据えたものに福祉政策を再編する必要性を提言する。<br>「地域共生社会」時代の福祉政策・ソーシャルワークのあり方を考える上で必読の一冊。<br>椋野 美智子 編著
ミネルヴァ書房
2021年03月
フクシ セイサク ト ソ−シヤル ワ−ク オ ツナグ
ムクノ ミチコ
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