藤田嗣治戦時下に書く 新聞・雑誌寄稿集1935〜1956年 / 藤田 嗣治 著
「戦争画」に込めた情熱とは。大戦勃発、仏印体験、南方戦線取材、 そして敗戦、離日… 50?60代のフジタが考えたこと。1920年代のパリで、独自の乳白色による裸婦で名声を確立した画家・藤田嗣治は、戦時下の日本で暮らし、《アッツ島玉砕》や《サイパン島同胞臣節を全うす》などの「作戦記録画」を手がけた。日中戦争から太平洋戦争へと続くこの時期、画作と並行して著作を新聞や雑誌に寄せている。本書では、戦時下の藤田の主要な著作を初めてまとめて復刻し、論考とあわせ、絵画と文章の相関関係から新たな藤田の戦争画像を浮かび上がらせる。<br>藤田 嗣治 著
ミネルヴァ書房
2018年08月
フジタ ツグハル センジカ ニ カク シンブン ザツシ キコウシユウ
フジタ ツグハル
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