福祉と格差の思想史 / 橘木 俊詔 著

「学問」と「政治」の協働とは。理想に挑んだ人たちの熱情を余すところなくとらえた物語。資本主義社会が進展する限り、格差社会の存在は不可避なものである。その格差に対して、思想家と政治家は、福祉という処方箋をいかに協働して歴史上繰り出し、そして実現してきたのか。格差問題研究の第一人者が、戦前から戦後、そして21世紀の現在に至るまで、「豊かで平等な人間社会を創出したい」という熱意とそれを実現する知恵と力を、日本を含めた世界各地の「福祉と格差」に挑んだ人たちから探る。<br>橘木 俊詔 著
ミネルヴァ書房
2018年02月
フクシ ト カクサ ノ シソウシ
タチバナキ トシアキ
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