ビッグデータが拓く医療AI / 医療ビッグデータ研究

肺炎診断補助AIは如何にして迅速に開発できたのか。AIの歴史を繙き、国立情報学研究所の研究プラットフォームについて解説する。少子高齢化は待ったなしのスピードで日本社会を席巻しています。医療分野においても、担い手の過大な負担に直結し、これまでと同じ規模や質を維持したまま医療サービスを提供することは非常に困難となってきています。そのような中、AIを医療分野に応用し、医療サービスの水準を維持、さらには向上させる試みが世界各所で行われています。我が国においても政府は医療サービス・ヘルスケアのIT化を国家戦略の一つに位置づけ、国を挙げて医療分野のAIの研究開発や社会実装に注力しています。そのために必要なのが研究プラットフォームの整備、運用です。<br>本書では、AIの歴史を繙き、国立情報学研究所の医療ビッグデータ研究センターが構築した研究プラットフォームについて解説。更には現在までに生み出された成果や、医療AIが抱える諸問題、その解決へ向けた研究動向について紹介します。<br>医療ビッグデータ研究
丸善
2021年09月
ビツグ デ−タ ガ ヒラク イリヨウ エ−アイ
イリヨウ ビツグ デ−タ
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