キスはオフィスで / カーラ・キャシディ

几帳面な彼と、自由奔放な私。あうわけがないの<br /><br />ボストンの街角で高層ビルを見あげ、キャットは気後れと、胸の高鳴りを感じていた。これからかつての恋人、ネイトと一緒に働くことになったのだ。5年前、仕事か彼か選ぶよう迫られたキャットは、ネイトに別れを告げた。ふたりで過ごしたすばらしい日々のことを、ネイトは今でも覚えているかしら? けれど、そんな甘い追憶はオフィスに入ったとたんに消えてしまった。迎えたネイトの冷たい瞳は、かかわる気はないとはっきり語っていたのだから…。<br /><br /><br>カーラ・キャシディ
ハーレクイン
2023年01月
キスハオフイスデ
カ−ラキヤシデイ
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