運命の潮 / エマ・ダーシー

初めての恋と情熱を知った翌朝、<br />すべては夢と消えた――。<br /><br />10歳で孤児になったカイラは、伯父一家に引き取られて育った。<br />ここ数年海外で暮らし、5年ぶりに帰国して従兄に連絡すると、<br />思いもよらない頼みごとをされてしまった。<br />家出した妻を取り戻すために、ある男を誘惑してほしいというのだ。<br />わたしは異性を惹きつける手管なんて、まるで知らないけれど……。<br />言われるままに出席したパーティーで、ニックと名乗る大富豪と出会い、<br />カイラは誘惑すべき男のことも忘れ、生まれて初めて恋におちた。<br />そして会場を抜け出し、めくるめく一夜を過ごした翌朝、<br />カイラは衝撃の事実を知る――従兄の妻とニックの電話を漏れ聞いて。<br />「君の言うとおりにした。昨夜彼女は、僕のベッドにいた」<br /><br /><br>エマ・ダーシー
ハーレクイン
2025年01月
ウンメイ ノ シオ
エマ ダ−シ−
/