架空の楽園 / ペニー・ジョーダン

この美貌の男性がわたしの夫……。<br />そんな記憶はないのだけれど。<br /><br />ギリシア大富豪アレクシスに秘書として雇われたシエナは、<br />美貌のボスのそばで働くことができて天にも昇る心地だった。<br />やがて彼に誘われた週末旅行で、シエナは身も心も捧げた――<br />アレクシスが、シエナの兄にもてあそばれた妹のため、<br />今度は自分が彼女の純潔を奪うつもりだった、と言うまでは。<br />だが失意のシエナが故郷の村に戻ると、再びアレクシスが現れた。<br />彼から逃れようと家から飛び出したそのとき、<br />シエナは走ってきた車にはねられ、すべての記憶を失った……!<br />目を覚ますと病院で、美貌の男性が告げた。「ぼくはきみの夫だ」<br /><br /><br>ペニー・ジョーダン
ハーレクイン
2025年01月
カクウ ノ ラクエン
ペニ− ジヨ−ダン
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