過ちの代償 / キャロル・モーティマ

レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた――。<br />ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、<br />手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。<br />彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、<br />先日の早産で体が弱っているから……。初めて会った日、<br />一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。<br />この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。<br />しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、<br />赤ん坊が自分の血を引いていることを見抜いていた。<br /><br /><br>キャロル・モーティマ
ハーレクイン
2023年08月
アヤマチ ノ ダイシヨウ
キヤロル モ−テイマ−
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