図書室の怪談 黄泉の本 / 緑川 聖司 作

地方の温泉旅館の「図書室」にあった『黄泉の本』を読み始めるが……。「新・本の怪談」シリーズ、怖さ倍増の第三弾!冬休みを利用して、地方の山を少しのぼったところにある、温泉旅館へ家族旅行にでかけたぼく。到着して早々、旅館の中を探検しているうちに、ぼくは本がたくさん置いてあるスペースを見つける。図書室、とプレートがかかっている。昔は長期で滞在するお客さんも多かったため、その人たちが持ち寄った本や、地元を紹介した本で図書スペースをつくったらしい。<br/>そこで『黄泉の本』というタイトルの不思議な本を見つける。その怖そうな本に興味を持ったぼくは、どんな本かなと開いてみた。宿を舞台にした怪談が載っている。どうやら、怖い言い伝えや怪談を集めた本のようだ……。<br/>地方の温泉旅館にある「図書室」が舞台。雪に覆われた中、次々に「黄泉の本」に書かれた出来事が起こり始める!<br/>人気の「本の怪談」シリーズ著者による「新・本の怪談」シリーズ、怖さ倍増の第三弾!<br>緑川 聖司 作
ポプラ社
2021年12月
トシヨシツ ノ カイダン ヨミ ノ ホン
ミドリカワ セイジ
/